リトミックレッスンを見学して感じた二つのこと
こんにちは、ライフとキャリアをつないで楽しい生活をサポートする きたでFPキャリア工房の北出 紳一郎です。
リトミックレッスンを見学に行ってきました
先日リトミック講師をされている方のレッスンをうちの奥さんと一緒に見学させていただきました。
リトミックは小さなお子さまがいらっしゃる方ならご経験がおありかもしれませんね。
リトミックを学ぶことで、歌やリズムを組み合わせて、小さな頃から音楽に慣れて音感を育むことができます。
お伺いした日は猛暑のさなかでしたが、お母さんやお父さんに連れられた小さなお子さんたちが続々とレッスン室に入ってきました。
レッスンが始まったら、音が鳴る楽器を使ったり、絵本を読んだり、ピアノに合わせて動いたり、50分のレッスンの中でたくさんのことをやります。
お子さんよりもお母さん、お父さんの方が息をつく間もなく動きます。
あっという間のレッスン。
皆さん熱い中お帰りになりました。
リトミック見学で感じたこと
僕たちがお伺いした日は土曜日でした。
皆さん普段はお子さんを保育園に預けて、お休みの日にレッスンにやってくるんですね。
日頃なかなかお子さんと触れ合うことのできないお父さんも、輪の中に入ってお子さんと楽しそうに動いていました。
あー皆さんこうして限られた時間の中で、お子さんとコミュニケーションをとっているんだなと感じました。
レッスンの内容はまだ小さな子供たちにはよくわからないかもしれないけど、お父さん、お母さんと触れ合った時間と記憶は、将来きっと役に立つでしょう、
子どもたちの楽しそうな表情を見ていてそう思いました。
リトミックレッスンで感じたもうひとつのこと
このリトミックレッスン見学は、講師のIさんとうちの奥さんとの出会いがきっかけです。
Iさんはご自身も幼稚園に通うお子さんがいるママさん。
ママの立場でお母さま方と接してる姿は、決して先生と生徒という関係には見えません、
等身大の自分そのままに、お母様方と関わっていらっしゃいました。
Iさんは普段はなかなか至らない点が多々あることをご自分でも受けとめていて、それをレッスンを通じてお母様方に伝えているのではないかなと感じました。
レッスン、講師というと、どうしても受講生の上に立つような言動になりがちですね。
教えてあげる、理解してほしい、という意識が先に立つことなく、自分も同じ子育て世代という立場で一緒に学んでいける。
でも、レッスン自体の運営は自分の役割なので、注意をするときは臆せずきっぱり伝える。
そんなIさんの姿勢は、大人の講座や研修でも同じなんだなと思いました。
ともすると、上からものを言いがちになりそうな方は、参加者それぞれの人生で学んだことを教えていただきつつ、自分の経験から得た知識やスキルを講座でお伝えする。
そんな講師になりたいなと改めて思いました。