キャリアコンサルタント面接試験対策 ロープレ練習を一人で深める方法
こんにちは、ライフとキャリアをつないで楽しい生活をサポートする きたでFPキャリア工房の北出 紳一郎です。
学科と論述試験を終えていろいろ思うことがおありかと思います。
ここは気持ちを切り替えて、最後の面接試験の仕上げに入りましょう。
ロープレ練習の機会はありますか
いままで、クラスメイトや外部の勉強会などに参加されて、面接のロープレ練習を積み上げてこられたと思います。
学科・論述試験と面接試験の間で週末集まってという形がとりずらい場合もあるでしょう。
かといって平日集まることが難しい場合もあるかも知れません。
もうロープレ練習の機会がない場合は
そんなわけで、もう練習する場がなくて本番当日を迎える方も多いでしょう。
そんな方へ僕が実践した自主練習の方法をお伝えします
1.一番よかったセッションを紙に書く
これまでご自身がCctのときのロープレセッションを録音されていますか?
録音されているのであれば、その中から一番いい出来のセッションを紙に書いていきます。
逐語記録のような正確性は必要なくて、特にCLの感情の言葉を拾ってその次の自分(Cct)の言葉を拾います。
余白を多めにして自分のセッションの流れとキーワードを意識して書きます。
2.録音を繰り返し聴く
そしてその録音を何度も聴きます。
皆さんご自身が録音されたロープレセッションを何度も聞き返すことはされていますでしょうか?
クラスメイトが録音しているから録ったものの、そのままにされている方も多いのではないでしょうか。
聴き返すのが面倒くさい、ロープレをたくさん重ねているから振り返らなくても大丈夫、自分の声を聴くのがいやという方こそ、録音を聞き返してみましょう。
録音を何度も聴きながら、紙に書いた逐語に赤や青でコメントを入れていきます。
うまくいったらGOOD!と書く
別の展開がよかったなと思ったらその内容を書く
どうしてCLはそう思ったのかなど疑問点が浮かべばそれを書く
そうすることで、自分のセッションをよりよくしていくことができます。
自分の録音から得られるフィードバックとは
実は、自分の録音のセッションは宝の山です。
これを聴かない手はありません。
なぜでしょうか。
自分の一番の理解者は自分だからなんです。
「あー私とってもいいこと言ってる」
「うん、きっちり感情の言葉を拾えた」
「そうそう、うまく要約できたね」
「ここのいいかえはこうしたらよかったかな」
と自分の録音したセッションに自分でコメントを心の中で伝えるんです。
そうすることで、自分を視る自分を意識することができるようになります。
いわゆるメタ認知です。
本番の面接試験で、CLに寄り添ってラポールが形成できているなあと面接途中で意識できたことが、僕の中では驚きでもありました。
一人でも面接対策はできます
このように、ロープレ相手がいなくても一人で面接対策はできます。
平日忙しい毎日を過ごして、いざ面接当日となって面接会場にいって、いきなり試験モードに入るのは危険です。
少しでも面接感覚を失わないように、お気に入りのセッションの録音を活用してみてくださいね。
いままでがんばってきた自分を信じて、緊張している状況を楽しいんでくださいね。
応援しています。