前向きなご両親と引っ込み思案のお子さんの綱引きに一息入れましょう
こんにちは、ライフとキャリアをつないで楽しい生活をサポートする きたでFPキャリア工房の北出 紳一郎です。
今日はちょっと視点を変えて、親子の関係について考えてみたいと思います。
意識高い系のご両親と引っ込み思案のお子さん
お父さんやお母さんが高学歴でそのまま大企業に就職して高年収を得ている場合、得てしてお子さんは、大人しく自己表現が苦手で、ちょっと自主性に欠けるところがあったりしませんか?
もちろん例外は多々あると思いますが、そんな話を聞くにつけ、ある本を思い出しました。
本田健さんの本にこんなことが書かれていたと記憶しています。
「親子関係は綱引き。両親が前向きでポジティブだと、お子さんは家庭内で修正しようとして引っ込み思案になる」
正確な表現ではないですが、こんな内容だったと思います。
親子関係は綱引き
どうしてこんな素晴らしい経歴のご両親なのに、お子さんは…ということがよくあります。
親子で綱引きしているご家庭は、家庭内でリバランスしようという力が働いているのかも知れません。
ではどうしたらお子さんが前向きに自主的になるのでしょうか。
僕が考えるには、親が子どもの人生を左右したいという思いを手放すこと。
親が子どもに期待する気持ちがわかりますが、親と子の人生は別です。
家庭内でリバランスしようと親の期待を一身に背負ってけなげに生きている小さなお子さんは、一生懸命なんです。
お子さんの気持ちを少しでもほぐしてあげられたらいいなと思います。
お子さんだって一息つきたい
いまや小学生の早い時期から塾通いが始まる時代です。
学校も家庭も行き着く間もないお子さんたちが、ちょっと一息つける場があるといいですね。
僕の妻が経営している音楽教室は、ご両親からの大きな期待を背負った小さなお子さんのちょっとしたオアシスなんです。
だからレッスンは楽しいが一番。
習い事の効用はこんなところにもあるんですね。