年末年始恒例のあいさつ回りから考える生産性向上のヒント

こんにちは、ライフとキャリアをつないで楽しい生活をサポートする きたでFPキャリ工房の北出 紳一郎です。

年末年始恒例のあいさつまわりとは

年が明けてお仕事が始まりました。

顧客へのあいさつ回りから始まる方も多いと思います。

このあいさつまわりって何でしょう?

年末には今年1年お世話になった御礼に伺い、年が明けたら新年のごあいさつに伺う。

生活習慣になっています。

年末から年始にかけて1週間。

短い期間ですが、新たな気持ちでごあいさつすることが新鮮に感じられます。

挨拶まわりは生産性が低い?

一方で、こんなふうにも考えられます。

ただあいさつにいくだけで商談もせず、交通費と人件費がむだではないか。

上司を伴って行動することが多いので余計にコストがかかる。

取引量の少ない取引先は省略してもいいのでは。

カレンダーなど持参するために訪問するのは意味がないのでは。

こんな風に感じている方もいらっしゃるかと思います。

僕自身も、雇用されていたときは、カレンダーの入った手提げ袋を持ち、朝から夕方までごあいさつに伺っていました。

年末の忙しい時期に訪問のためのスケジュールを組むたびに、もう少し効率的にならないかと感じていました。

効果の見極めには上司とのコミュニケーションが大切

それでも、効率化の波を受けて年を経るごとに挨拶まわりは縮小されてきました。

その過程で感じたこと。

顧客のことは現場にいる担当者が一番知っています。

一見効果を生まないようなあいさつ訪問が、顧客との潤滑油になり、次の商談につながることを担当者はわかっています。

反面、取引先との取引量やポジションから、もはや効果がないと判断している場合もあります。

組織の長は効率化をすすめる課題をつねに負っています。

毎年恒例だったり、前例に従うだけでは、目標達成ができません。

担当者は顧客との状況を踏まえて、改善案を上司に提示する。

上司は会社の動向を見据えて判断する。

効率を追いながら有効な対応を行うには、担当者と上司とのコミュニケーションが大切なんです。

定例化されている業務ほど見直すポイントが多いのですね。

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