パラレルキャリアはセカンドキャリアへの登竜門?

こんにちは、ライフとキャリアをつないで楽しい生活をサポートする、きたでFPキャリア工房の北出 紳一郎です。

パラレルキャリアって何でしょう?

パラレルキャリアってよく聞きますね。

でもその解釈は人によって結構さまざまだったりします。

特にパラレルキャリアと副業、複業を一緒にとらえているひともいるようですね。

僕も実はあんまり理解していなかったので、ググってみたところ、

パラレルキャリア(英語:parallel career)とは、ピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』等にて提唱しているこれからの社会での生き方のひとつ。現在の仕事以外の仕事を持つことや、非営利活動に参加することを指す。  wikipediaより

ということのようです。

いくつかパラレルキャリアを紹介しているサイトを見ると、副業と違うのは労働の対価として収入をいただくことが直接的な目的ではないということで、たとえば自分のスキルを高めたいとか、いままでの経験を世の中に還元したり貢献したいだとか、長年描いていた夢やあこがれを実際にトライしてみたいとか、そんなこともパラレルキャリアに含まれるようです。

パラレルキャリアを始めるには

ということはですね、会社や団体に勤めている方でも、いますぐパラレルキャリアに取り組むことができそうですね。

もちろん会社や団体の就業規則などできまりごとがあれば、それを踏まえてうえで考えなくてはいけませんが、基本的に「報酬を得ない」という立ち位置であれば、実現も難しくないように思います。

僕の例では、会社員として仕事をしながら、妻の音楽教室のサポートを10年以上行ってきました。

いわゆる家業ですので妻からもらう報酬というものはありません。

そういう整理で、僕は周囲にそのことを特に隠すことはなく、かといって声高に話すわけでもなく、淡々と二束のわらじを履いてきたというかんじです。

会社から帰ってまた仕事をするのは大変じゃなかったのかといえば、ブログ記事アップや動画編集、チラシ作成など夕食後に作業をしますので…まあ眠かったです。

とはいえ、自分が手掛けていることが、教室の未来の生徒さんに届いて、お問い合わせや体験レッスンのお申込みをいただいたときは、これ以上のよろこびはなく、またそれがやりがいにつながっていきました。

なので、もしこの記事をご覧の会社・団体にお勤めの方がいらっしゃいましたら、パラレルキャリアを試みてみるのもいいかなと思います。

配偶者の仕事をサポートしましょう

特におすすめなのは、配偶者が起業されているケースです。

ご自分の強みを活かしてお仕事をされている配偶者のサポートすることで、ご自身のフィールドとは違った世界を関わることができますし、結果的に配偶者の売り上げや利益につながれば、家計としても潤うはずです。

たとえば旦那さんが奥さんの個人事業をサポートするといった形は、まさにわが家のスタイルでもありました。

僕がおかげさまでこうしてWEBやSNSに詳しくなり発信することができるようになったのも、それがきっかけです。

セカンドキャリアはこんな形もあります

中高年の方は、この人生100年時代にセカンドキャリアをなにしようかと考えている方も多いでしょう。

そば打ち職人になってこだわりの蕎麦屋を開業したり、心地いいカフェを開いたりするのもいいでしょう。

でも、もしできればご自身がご勤務中にご経験されたことを活かせるといいですね。

さらに、もしご在職中に配偶者のお仕事を手伝っていたら、それがセカンドキャリアにつながることもあるかもしれません。

配偶者の方が起業されていなくても、ご夫婦でそれぞれが得意な分野や強みを活かして、お二人でセカンドキャリアを考えるのもいいと思います。

人生100年時代は、パートナーと一緒の生活が長くなることを意味します。

お互いのよさをおしごとや生活に取り入れて、楽しく暮らせたらいいと思いませんか。

在職中に会社や団体のお仕事だけではなく、幅広く好奇心をもってかかわってみるのがいいなと、僕の経験から皆さまにお伝えしたいと思います。

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